Machiavelli が僕の考えを先取りしたのではないかと思うほど、彼のロ
ジックのたったひとつにさえ絶望的に反論できぬ信奉者だと僭越にい
いたくなるほど、読書を通じて長年お世話になってきた。
傭兵関して。ほぼ良いこと無しと仰っておる。信奉者なので無論まった
くだ、と思う。個人コントラクターは有能であろう。しかし1年きざみの
契約が数年たってもそのまま継続、いうオプションを僕はとったことは
なくその意思はかなり希薄だ。なぜなら、僕にそのような腹の太さが欠
けているからであり、または company (仲間)文化をかなり重いものと
思うからだ。言葉を変えると、わがまま。心配の種はいやなのである。
なぜ心配なのかはMachiavelli が500年前にわかりやすくかつ洗練され
た文体で書かれており素人がここで云々せぬ。
一方、Exlayerという会社を起業した直後、そのWebサイトの求人ページ
で、当社にきたる人材は、傭兵であれ、というメッセージを送ってみた
ことがある。これが多少のきっかけとなって入社してくれた若い社員が
何人かおった。僕の中ではこのふたつ、なんら矛盾しておらぬ。なぜな
ら、この求人ページは正社員募集が目的だから。すなわち、正社員には、
傭兵のプロ指向意識を持ち続けて欲しい。他方、プロの傭兵を永くアポ
イントすることは心配の種になりえる。これ、少なくとも僕のなかでは
確実に共存できる。
会社組織が大きくなると、派遣社員、コントラクターを雇う必要性が高
まるのであろうが、僕にはたぶん一生できないだろう。よって、いつま
でたっても、うだつのあがらぬわがままオヤジ。是非も無し。
3/17/2015
3/14/2015
邦楽散策
松田聖子さん、Snow Garden というアルバムがあって、渡英する直前の
2,3年、当時お世話になっていた会社の北新宿にあったオフィスで、
毎日毎日、同僚と何度も聞きながらみんな徹夜でゲームを作っておった
なア。以前 You Tubeで聞けていたが無くなっている、いずれ買わねば
とは思っていたが、320Kbps音源に 2,200円払うかいな、と1時間程う
ろうろしたが、High resolution / CD quality はなし。かなりマイナー
なアルバムではあり、いつリマスターが出てくるか期待できぬので、え
いやーダウンロード。お歳がたしか一緒のはずだから、当時みそじちょ
い前の、聖子さん。声はまだまだすきとおっているし、巧さには磨きが
かかり実に良い仕事をされちょる。佐野元春氏のおもしろさもたのしめ
る。ちなみに、このマーケットで後継がいるとすれば、アヤヤしかおら
んだろう、お子さんができたそうでよかった、暇ができたらまた歌って
ください。
Shanti というのをどこぞから見つけて、こちらもさんざん迷ったが、
結局96K/24bit 2枚購買。結果・・・微妙。かなり上手いのだけど、巧
いとまではどうか。これでもかという米語的発音がちいと気になるが他
方、日本語がとてもキレイで、'木綿のハンカチーフ' '夢で逢えたら'
は120点。ちなみに、Rickie Lee Jonesのデビュー・アルバムから
'Company' を取り入れられたは大正解、2枚買う踏ん切りはこれだった、
かなりの感性をお持ちのはずだ(笑)。
3/05/2015
Scope
根底に流れているポリシーや手段の設計に、自分の考えと相違があった
としても、現状をなんとかしよう、なにかを創造しよう、と前向きに、
もがいている人はほぼ手放しで尊敬に値する。その仕事に切れ目なし多
量のエナジーをつぎ込んでいる場合は、さらに深い尊敬を思ふ。
外から日本をえらそーに俯瞰すると、外交は特に気になるところだが、
現日本国政府の手腕はかなりのものであり、例えばメディアにはさほど
出てこなかったが、ハーグ条約なんぞは先進国が20年も前に一斉に加
盟していたもので、あちこちから指差されていたが、現政府になってか
なりすばやく日本国が仲間入りとなった。この条約のよしあしはここで
触れぬが、外交はビジネス、きったはったの世界であり、ハーグはなん
とかしたのだから、TPPのここだけはなんとかしてちょうだいヨ、など
という実に人間臭いものであり、決してゼロかイチかのデジタル的な世
界ではないことは歴史が証明している。吉村昭さんの小説だったかな、
日露戦争処理にあたった小村寿太郎・外相@ポーツマスと、そのバック
オフィス@日本の奮闘と、対するロシア側大使ウィッテとそのバックの
駆け引きは実に実にすごい。この人間臭がもうもうとするあたりが、外
交という面倒な場から急激に消えることは、さほど近い将来には起こら
ないだろうと予想する。各国の外交歴史を学んでごくりと吟味し、その
結果己の確たる外交ポリシーを持っている日本の政治家というは、そう
そう多く無いように感じる。このあたり、現政権をかなり respect す
る次第である。
数日前ビデオでみたが、予算委員会で野党からIS人質殺害事件で質問が
出る。予算委員会で全く予算と関係ない話がでるのは、上のとおりアナ
ログの世界であり慣例でもあるのでまあ目をつぶるが、しかし、IS人質
殺害事件は国会で取り上げる事象か。国会議員、というかそれ以前にオ
トナのひとりとして、パブリックな場で大声を出して動議・議論すべき
事象では無い。
国(政府・国会・裁判所、順不同)が、国民の安全を大きな活動目的の
ひとつとする、はあたりまえであり、どちらさまの国々もそれをうたう。
現世での安全確保には武力が必須であるから、そのScope(カネ)という
限度がついてまわる。現日本国の場合はさらに、風変わりな憲法による
精神的限度もあり、地球儀上に物理的な線を引いて、その線の内側で極
力国民の安全確保するよ、という条件が他先進国に比べて、かなりつく。
この線の囲みを超えて国民の安全を確保するには永い時間がかかること
がらであり、国会議員なのであれば(特に武力(=カネ)に消極的な議
員は)、左様な状況は百も承知でなければならぬ。
上の事件は、己の好みで線の外に渡航され、場所柄、かなりの確立で発
生すべく発生したものである。是非もなし、が最期のお気持ちではない
だろうか。たまたま僕は己の好みで英国に移動して20年有余、まああ
りあえないが仮にどこぞのパブばったり会ったミリバンドさんと飲んだ
あげく政論大喧嘩になって殴り殺されたとしても、日本国政府を恨む、
というような発想はありえず、このような小事は国会で取り上げてはい
けない。
あすの国家の予算をなんとか決着するという大事な委員会であえて取り
上げ、いかようにして政府は本件を解決せしめなかったのか、のような
動議するは、国という単位の存在意義を一度でも真剣に考えたことがあ
るのかいな、と思わざるを得ず。
ひとつ、左様な事件を国会で取りあげてはならぬ。それを戦術目的とし
ている者の思う壺にはまってはいけない。
ひとつ、そんなヒマがあるなら1日でも早くバジェット決着し、切れ目
なし多量のエナジーをつぎ込んで明日への仕事している有用な人達と、
その事業に早急にアサインすべし。
ひとつ、国会での質問には政策の目的・戦略があらねばならぬ。ないの
であれば、だまっておるべし。政局に使用すべからず・・・というのは
むつかしかろが、、、特に個の生死という重いものがからむ事象は、き
ちんとした、高貴な扱いをすべし。即ち、みなが黙って、事象を悲しみ、
同時にその後のことを、静かにそして大胆に考えること。
2/27/2015
Mid Resolution Audio +
で、音の話となると無論 Led Zeppelin になるのであるが、Jimmy Page
翁、ハイレゾにかなり力が入っているようでありがたきしあわせ。
2014年に、ファーストアルバムから3枚目(約40年前の作品達)まで
一気にハイレゾ・リマスターし、徐々に増え続けているようだ。現在
Physical Graffiti までいっておるが、左様なアルバムは私的にはどう
でもよく、それ Presence - ブリティッシュ・ロック史に永遠に名を残
す(べき)であろうアルバム、翁、いかに料理(リマスター)されるも
のか、期待と怖さが同居する。ハ~、コワ、どちゃらにしても、はよし
てくれ。
---
ちなみに、僕の音のシステムは至ってシンプルなものであり特筆すべき
は無いが、聴時間の99%は仕事場でのものであり、それ以外の1%は年
に1, 2度、きちんと交響曲でもガリッと聴くか、となると居間のSony
STRDN1050 + KEF Q900。仕事場の最近は、普通のRealtek +
Audioengine A2+。どちらもJRiver(こやつはかなり気に入り)からド
ライブ。A2は購買当初、semi-low - mid がボコボコ煩さくて、こりゃ
失敗したかいな、Equalizerでごまかそ、などと思ってそこら最大3db程
落としたが、次第に音がこなれてきたので、数日後Equalizerは全部殺
した。現在はDSP的な操作全くなしでhappy よかった。speaker という
は、モロにメカなので、aging というのはあるのだなあと改めて思ふた
次第。
翁、ハイレゾにかなり力が入っているようでありがたきしあわせ。
2014年に、ファーストアルバムから3枚目(約40年前の作品達)まで
一気にハイレゾ・リマスターし、徐々に増え続けているようだ。現在
Physical Graffiti までいっておるが、左様なアルバムは私的にはどう
でもよく、それ Presence - ブリティッシュ・ロック史に永遠に名を残
す(べき)であろうアルバム、翁、いかに料理(リマスター)されるも
のか、期待と怖さが同居する。ハ~、コワ、どちゃらにしても、はよし
てくれ。
---
ちなみに、僕の音のシステムは至ってシンプルなものであり特筆すべき
は無いが、聴時間の99%は仕事場でのものであり、それ以外の1%は年
に1, 2度、きちんと交響曲でもガリッと聴くか、となると居間のSony
STRDN1050 + KEF Q900。仕事場の最近は、普通のRealtek +
Audioengine A2+。どちらもJRiver(こやつはかなり気に入り)からド
ライブ。A2は購買当初、semi-low - mid がボコボコ煩さくて、こりゃ
失敗したかいな、Equalizerでごまかそ、などと思ってそこら最大3db程
落としたが、次第に音がこなれてきたので、数日後Equalizerは全部殺
した。現在はDSP的な操作全くなしでhappy よかった。speaker という
は、モロにメカなので、aging というのはあるのだなあと改めて思ふた
次第。
2/26/2015
Mid Resolution Audio
インターネットの音楽販売サイト会社達に、かなり長年にわたって申し
たきことがあったが、ありがたきかな、漸くその方向に動いてきた。以
下少々技術的な話も雑じるが、むつかしきことなし。
昨今、音楽CD を店頭で買えば10ポンド前後であろうか。この一枚のCD
には、最大500Mバイト程の情報が詰まっている。結構な量ではあるが、
光ファイバー接続をお持ちの方であれば、10分かからずにダウンロード
が終了する。英国の一般的なADSL回線では1時間弱というところか。
比して、従来のオンライン音楽サイトで購買したアルバムをインターネッ
ト経由でダウンロードすれば、その情報量は、わりと良心的な iTune
でも、オリジナルのCDに比べれば、その半分にはとても届かない。数年
前に稼いだであろうサイト達の多くは、1/10など、あたりまえであった。
即ち、音楽データを、高度な技術によってではあるが、かなり圧縮した
結果の情報を購買しているわけである。その値段がオリジナルのCDより
も多少安価であるので、ショッピングに出かける必要もなく、得したよ
うな気分になるかもしれぬが、そういうことである。
こうして、かなり荒削りな音源データを購買し、ドンシャリ的なAudio
driverや speaker などで無理して逆操作した音を聴くのは、僕はあま
り好まないので、必ず物理的なCDを購買し、loss-less(情報を圧縮し
ない・削らない)でPCのハードディスクに保存して再生を楽しんできた。
音楽販売サイト会社達に長年申したきこと、というのはこのことであっ
て、何故 500MバイトのオリジナルのCDが持つデータ全てそのままをオ
ンラインで物理的CDと同等の値段で購買・入手できぬのか、であった。
最近、ハイレゾという単語を見ることが多くなったが、広義ではこのこ
とである。単語うんぬんは置いておくが、僕が音情報にカネを払ってオ
ンラインで買いたいと思うには、少なくともオリジナルのCDの情報を全
て裸で全部送ってくれる、というのが条件であった。
左様なサイトは殆ど無かったが、最近かなり増えてきた、嬉しい限りで
ある。もっと嬉しいことは、レコード会社やアーティストが、本来の意
味のハイレゾを支持し、新アルバムをハイレゾで創作したり、旧アルバ
ムをリマスターし始めたこと。ここでいう本来の意味のハイレゾとは、
今日もアルバム一枚購買・ダウンロードしてみたが、CD という30年
前に作られた規格をはるかに越えた情報量、例えばアルバム1枚で、少
なくとも3、4倍、を持つものである。値付はまだ高め、アルバム1枚
で20ポンド前後。ハイレゾがあたりまえの時代になるまでは、まあ是非
もなしというところだろう。
(ちなみに、こうした圧倒的に情報量の多いハイレゾ・マスターを作っ
ておきながら、そこから30年前と同じ規格の物理的CD 、即ちCDレベ
ルに圧縮して、リマスター云々と申して売っておる場合もある。手をださ
ざるべし)
個人の聴覚・好み・その他が大きく左右するので断定は控えるが、実質
そんなに違うの?というと、個人的には違うとしか答えようが無い。音
源が良くても再生するシステムがついていかないと無論結果は変わらな
い。それなりのシステムが必要であるが、条件を満たせば、かなりの確
立で違う、という統計が出ると思う。
だからどうだ、ということではなく、最近、かなり少ない余暇を左様に楽しんで
おりますわ、という話。
(回し者ではないが、ご参考までハイレゾ・サイト達)
https://www.hdtracks.co.uk/ (英国)
http://mora.jp (ソニーはどれほど出資しているのか知らぬが、これ
で少々巻き返してもらいたい。昔ATRAC という良い技術があったなあ・
・・)
たきことがあったが、ありがたきかな、漸くその方向に動いてきた。以
下少々技術的な話も雑じるが、むつかしきことなし。
昨今、音楽CD を店頭で買えば10ポンド前後であろうか。この一枚のCD
には、最大500Mバイト程の情報が詰まっている。結構な量ではあるが、
光ファイバー接続をお持ちの方であれば、10分かからずにダウンロード
が終了する。英国の一般的なADSL回線では1時間弱というところか。
比して、従来のオンライン音楽サイトで購買したアルバムをインターネッ
ト経由でダウンロードすれば、その情報量は、わりと良心的な iTune
でも、オリジナルのCDに比べれば、その半分にはとても届かない。数年
前に稼いだであろうサイト達の多くは、1/10など、あたりまえであった。
即ち、音楽データを、高度な技術によってではあるが、かなり圧縮した
結果の情報を購買しているわけである。その値段がオリジナルのCDより
も多少安価であるので、ショッピングに出かける必要もなく、得したよ
うな気分になるかもしれぬが、そういうことである。
こうして、かなり荒削りな音源データを購買し、ドンシャリ的なAudio
driverや speaker などで無理して逆操作した音を聴くのは、僕はあま
り好まないので、必ず物理的なCDを購買し、loss-less(情報を圧縮し
ない・削らない)でPCのハードディスクに保存して再生を楽しんできた。
音楽販売サイト会社達に長年申したきこと、というのはこのことであっ
て、何故 500MバイトのオリジナルのCDが持つデータ全てそのままをオ
ンラインで物理的CDと同等の値段で購買・入手できぬのか、であった。
最近、ハイレゾという単語を見ることが多くなったが、広義ではこのこ
とである。単語うんぬんは置いておくが、僕が音情報にカネを払ってオ
ンラインで買いたいと思うには、少なくともオリジナルのCDの情報を全
て裸で全部送ってくれる、というのが条件であった。
左様なサイトは殆ど無かったが、最近かなり増えてきた、嬉しい限りで
ある。もっと嬉しいことは、レコード会社やアーティストが、本来の意
味のハイレゾを支持し、新アルバムをハイレゾで創作したり、旧アルバ
ムをリマスターし始めたこと。ここでいう本来の意味のハイレゾとは、
今日もアルバム一枚購買・ダウンロードしてみたが、CD という30年
前に作られた規格をはるかに越えた情報量、例えばアルバム1枚で、少
なくとも3、4倍、を持つものである。値付はまだ高め、アルバム1枚
で20ポンド前後。ハイレゾがあたりまえの時代になるまでは、まあ是非
もなしというところだろう。
(ちなみに、こうした圧倒的に情報量の多いハイレゾ・マスターを作っ
ておきながら、そこから30年前と同じ規格の物理的CD 、即ちCDレベ
ルに圧縮して、リマスター云々と申して売っておる場合もある。手をださ
ざるべし)
個人の聴覚・好み・その他が大きく左右するので断定は控えるが、実質
そんなに違うの?というと、個人的には違うとしか答えようが無い。音
源が良くても再生するシステムがついていかないと無論結果は変わらな
い。それなりのシステムが必要であるが、条件を満たせば、かなりの確
立で違う、という統計が出ると思う。
だからどうだ、ということではなく、最近、かなり少ない余暇を左様に楽しんで
おりますわ、という話。
(回し者ではないが、ご参考までハイレゾ・サイト達)
https://www.hdtracks.co.uk/ (英国)
http://mora.jp (ソニーはどれほど出資しているのか知らぬが、これ
で少々巻き返してもらいたい。昔ATRAC という良い技術があったなあ・
・・)
9/22/2014
日本人の英語
マーク・ピーターセン氏著作、”日本人の英語”シリーズを何度も読み、
その度に目から鱗、自己の英語の文法、言い回しを、出来る限り気をつ
けようと思い20余年。過去にも2,3書いたが、たまには世のため
になるブログをと思い、以後気がついたら、書きとめておこうと思う。
---
昨日受けたメールに次のようなものがあった。
1) Dear Ms.Hanako
2) Did you sent invoice to me?
3) The invoice don't arrive yet.
日本人の英語が陥りやすい、良い(悪い)例の典型的なものである。英
語ネイティブがこれをなんとか読み込もうとトライすると:
1) 花子お嬢様、
2) 貴職は請求書という概念を、小職宛てに送りましたか?
3) その請求書は、まだ二度と届きません。
この日本語翻訳だけを読んで、違和感を感じない日本語ネイティブはま
ずいないであろう。
以下、順をおって:
1) Ms, Mrs, Mr の後には、full name または、surname だけが許され
る。first name だけを置くことはできない。この言語ルールに愕然と
する日本人は多いが、実に事実である。実際、Mr Takahiro と英語ネイ
ティブに呼ばれたことは人生で一度も無い。Mr Yoshida or Mr
Takahiro Yoshida であるか、または Hi Takahiro なのである。それ以
外のMr Ms Mrs の使い方は採り得ない。
2) 僕は日本語ネイティブだから、言いたいことは分かる。十中八九、”
例の請求書を送ってくれましたか?”ということを言いたいのだろう。
この場合は、invoice の前に、the を付けるだけで相当解決し、違和感
度が相当減少した表現となる(完璧ではないが)。日本人が英
語を扱う際には、極端ではあるが、前置詞のつかない名詞というは殆ど
ありえないのだ、ぐらいに心がけて良いと思う。a もつかない、the も
ない、複数形の (s) もつかない名詞は、”~というもの、~という概
念”と理解して、ほぼ間違い無い。以下に委ねるが、この場合 Did you
ではなく、Have you であろう。どうしても Did なのであれば sent
ではなく send が正解。
3) 日本人には実にやっかいである時勢の問題の典型。現在形の動詞、
このサンプルの場合"don't" 。こちらも乱暴だが、現在系の動詞という
のは、日本人が英語を使う場合に、よほどのことが無い限り使うことは
できないと思って良いかもしれない。現在形を使えるのは、習慣とか既
定の事実を表す以外にはほぼ使えないのだから、この"The invoice
don't arrive"は、”二度と届きません”という断定的な意味になって
しまう。さらにヤッカイなのは、その後に yet がついていることであ
る。僕は日本語ネイティブなので、なるほど、とコンテクストが諒解で
きる、”まだ到着していませんよ”といいたいのだなあと。しかしなが
ら、英語ネイティブでは、上の現在形動詞と yet を組み合わせると、”
まだ二度と届きません”というような、不気味な文章としか捉えられない
のである。
僕だったら、以下のような文章とするであろう。
Hi Hanako, (又は Dear Ms.Yamada,)
Can you please let me have the invoice.
または、
I haven't received the invoice.
ちなみに、以下は好みがあるだろうが、英語というのはロジックを重ん
じる言語なので、その重複は基本的には避けたい。
Can you please let me have the invoice as I haven't received.
という表現を少々煩わしく感じる英語ネイティブは、高等教育を受けた
方たちには、少なくないと思う。
---
ちなみに、新聞とかニュースの見出しというのは、どこの国でも独特の
言い回しをするようである。英国でも、過去に発生した事実であろうこ
と(微妙なもの含めて)を現在形動詞で表す場合が圧倒的に多いが、裏
を返せば、ほんまかいな、と多少疑いながらメディアに接するが、良き
読者の姿勢かと思われる(笑)。
9/13/2014
An northern English fork song by Elvis
https://www.youtube.com/watch?v=7ysvNzGLzcE
ライブエイド(1985年)の中盤あたりだったか、よく覚えていないが、オー
ディエンス、何が始まったのか分からぬまま an northern English
fork songが、赤のストラトキャスター一本だけで始まる。圧巻。
気合いれてコステロさんを聴きまくっていた時期。創造力、 vocal力、
哲学的風貌、ファッション、そして当時ARB・田中一郎氏も絶賛してい
た楽器演奏の巧さ。3分半ガッと盛り上げて、しゃあ~っと帰っていく
あたりのカリズマ性。
無用な比較だが、日系ミュージシャンでこの線に近かったのは誰かな、、、
多分泉谷しげる氏。
9/06/2014
Value Added Tax
消費税のおなはし。
概して英国は保守的な国であると思われているのではないだろうか。僕
は実にそう思っている。ただし、この場合の保守という単語定義に一つ、
歴史の事実に大いに恐れつつ、しかし Change を恐れず、必要な施策は即
座に断行せねばならぬ、という一句を入れねば理解できぬともおもう。
思うどころか、しばし過酷である。英国現政権はキャメロン首相率いる
保守党、その名も Conservativesであり、どういう組織なのか大変分か
りやすい政党、総選挙で勝ったのが2011年夏だったと思う。前労働党
政権下では、不況を見ながら 2009年にはVAT(日本の消費税に限りなく近
い税)を15%へ一度低減、その一年後の 2010年には17.5%へ戻す。キャメ
ロン氏は総選挙勝利の数ヶ月後2の012年1月4日、これを現在の20%へ増加
した。 VATの変化には割りと慣れている欧州ビジネス界も、これほどサー
カスのように動くVATはいささかウンザリしておったことであろう。
多くは省略するが、例えば長期保守契約が存在し、前払いや後払いの期
間が長く、VATの変更日を跨ぐような場合、VATが変わると、2種類の異
なったVATレートにより請求書を2枚発行せねばならない。これは、経理
システムがしっかりしていれば、どうってことはない処理なのだが、やっ
かいなのは、高いほうのVATを払うと会社が損するはずだ、と大いなる勘
違いをしている経営者が信じられぬほど沢山おられ、請求書の再発行を
求めてくることである。これを一から説明するにはあまりに時間がかか
り、理解してもらえないことが多いのがVATのやっかいさであり、更にト
ランザクションが国を跨ぐと実に複雑怪奇なものとなるので、全世界的
にVATという税制は、いずれ、数10年後には無くなるのではないかと考
えている。もしくは、米国で採っているような、Sales Tax の方が、万
人には分かりやすいだろう。
日本では野田政権でようやく漕ぎ付いた消費税増税は、翌年8%へ増加
(実施済み)、更に2015年に10%ということだが、どちらも”様子を見て”
という条件が付いているそうである。1年も2年も先に実施するいう法
案というのもどうにも分かりにくいが、さらに将来時点での条件が付い
ているとは、いったいどういう意味を持つものか、と疑問に思うが、日
本の政界では、こうした判断と施行は大変難しいのであろうなあ。ビジ
ネスの世界に身を置く僕には、なんだかとんと分からぬ、即ち私企業で
は多分ありえないbill である。
ちなみに、英国のVATは政府が決定権限を持っており、国会を通す必要が
無い。だから施策が速い。そうでもない日本では、野田さんは歴史に名を
残したと言える。
Early years education
幼児、少年期の教育がいかにあるべきかなどと論じる才覚も資格も毛頭
持たぬが、感じていることを小声でひとつ申し上げておきたい。
1年という単位での年齢別による能力やその試験結果を重要視するとい
う手段は、教育システムを作れと誰かに指示されれば、僕もそうするで
あろう。しかしながらもう少々、いわゆる遅咲き、というものに寛容さ
を取り入れることは、不可能なのであろうか。
僕の敬愛する小説家、故遠藤周作氏、小学低学年まで、雨が降れば傘を
さして、育てているアサガオにいつもどおりに水を与え、秀才肌であっ
た兄上をウッと言わせたという持ちネタや、教会の玄関にウンチの入っ
た箱を置いたりして大いに外国人神父さんに叱られたり、ティーンエー
ジャーになっても数理は全くチンプンカンプン、数学の証明問題の答案
に、”われもそう思う、全くそのとおり”、などは氏のエッセイにしば
しば登場し、おおいに微笑ませてくれる。
氏はその後、フランスへ留学する。20代後半だと思う。無論その頃に
は文学というものを真摯に見つめておられたのであろうが、帰国されて
ほんの2、3年後、”白い人”で芥川賞。この小説は重いものだが、3
0代前半の作品。氏の文学者としての開花は当時としては決して遅咲き
ではないかもしれぬが、雨の日にアサガオに水を与えていた少年の周り
のオトナ達は、20年後に、仏文学を勉強し、さらに自らが創作者となり、
その後何十万人、何百万人もの読者に、何らかの読後感を確実に残し、
死後もその業績をたたえる読者達が海外を含めて絶えぬような偉大な小
説家になるかもしれぬと、誰が予想できたであろうか。
映画畑から小説家に還暦を越えてから、転身・専念されて方もおられ、
この方の文体が相当好きだ。文学のことのみではあらず、僕が運よく接
する機会のあったビジネスの成功者、またはこれからどうしても成功す
るだろうなと、思わせる方々の幼少時代の話をお聞きすると、なかなか
興味深いことが多々ある。即ち、成績は同級生に比較して必ずしもよろ
しく無かったり、そのようなことと、まったく無関係なあたりのことに
熱中されていた、または特になにも疑問を持たずに遊び呆けの幼少時代
を過ごしていた方たちが少なくない。
それ、わがむすこ・むすめよ、たしざん、ひきざんができなくても、まっ
たくひかんするひつようはなく、はしのあげおろしが今はきちんとでき
なくてもかまわないんだ。ハタチになるころには、だまっていても左様
なことはマスターしていること確実であり、それは親の責任であって、
ゆっくりやるからまかせておけ。そんなことよりも、たくさんの肌の色
のちがう友達をつくって、彼らや彼らの家族、自分の家族たちとのたわ
むれのなかで、なにかおもしろいと感じたものがあったときに、その夜
おふとんに入ってから、明日はどうやって今日と違った攻めをして、ま
たは防御してやろうか、と懸命に知恵を働かせているうちに、すやすや
と寝に入ってくれれば十分だ。明日も元気に遊んでくれ。
持たぬが、感じていることを小声でひとつ申し上げておきたい。
1年という単位での年齢別による能力やその試験結果を重要視するとい
う手段は、教育システムを作れと誰かに指示されれば、僕もそうするで
あろう。しかしながらもう少々、いわゆる遅咲き、というものに寛容さ
を取り入れることは、不可能なのであろうか。
僕の敬愛する小説家、故遠藤周作氏、小学低学年まで、雨が降れば傘を
さして、育てているアサガオにいつもどおりに水を与え、秀才肌であっ
た兄上をウッと言わせたという持ちネタや、教会の玄関にウンチの入っ
た箱を置いたりして大いに外国人神父さんに叱られたり、ティーンエー
ジャーになっても数理は全くチンプンカンプン、数学の証明問題の答案
に、”われもそう思う、全くそのとおり”、などは氏のエッセイにしば
しば登場し、おおいに微笑ませてくれる。
氏はその後、フランスへ留学する。20代後半だと思う。無論その頃に
は文学というものを真摯に見つめておられたのであろうが、帰国されて
ほんの2、3年後、”白い人”で芥川賞。この小説は重いものだが、3
0代前半の作品。氏の文学者としての開花は当時としては決して遅咲き
ではないかもしれぬが、雨の日にアサガオに水を与えていた少年の周り
のオトナ達は、20年後に、仏文学を勉強し、さらに自らが創作者となり、
その後何十万人、何百万人もの読者に、何らかの読後感を確実に残し、
死後もその業績をたたえる読者達が海外を含めて絶えぬような偉大な小
説家になるかもしれぬと、誰が予想できたであろうか。
映画畑から小説家に還暦を越えてから、転身・専念されて方もおられ、
この方の文体が相当好きだ。文学のことのみではあらず、僕が運よく接
する機会のあったビジネスの成功者、またはこれからどうしても成功す
るだろうなと、思わせる方々の幼少時代の話をお聞きすると、なかなか
興味深いことが多々ある。即ち、成績は同級生に比較して必ずしもよろ
しく無かったり、そのようなことと、まったく無関係なあたりのことに
熱中されていた、または特になにも疑問を持たずに遊び呆けの幼少時代
を過ごしていた方たちが少なくない。
それ、わがむすこ・むすめよ、たしざん、ひきざんができなくても、まっ
たくひかんするひつようはなく、はしのあげおろしが今はきちんとでき
なくてもかまわないんだ。ハタチになるころには、だまっていても左様
なことはマスターしていること確実であり、それは親の責任であって、
ゆっくりやるからまかせておけ。そんなことよりも、たくさんの肌の色
のちがう友達をつくって、彼らや彼らの家族、自分の家族たちとのたわ
むれのなかで、なにかおもしろいと感じたものがあったときに、その夜
おふとんに入ってから、明日はどうやって今日と違った攻めをして、ま
たは防御してやろうか、と懸命に知恵を働かせているうちに、すやすや
と寝に入ってくれれば十分だ。明日も元気に遊んでくれ。
8/03/2014
Long-sightedness
ロンドン郊外では星がキレイに見える。良いお天気の夜に、庭でタバコ
をつかいながら、あらよっと空を見る。なぜだかわからぬが、とにかく
宇宙とか時間というは、ありがたいなあ、という気持ちになる。
肉眼で見る星は、コンペイトウのような、五辺一筆書きのようなカタチ
であり、従って本来の5倍ほどもある大きさに見える。無論、お星様が
化けたわけではなく、僕の視覚の問題である。めがねをかけると、本来
の一点で輝く星となるのだから、視覚神経自体は、まだなんとか運動し
ているのであろうが、目のレンズなのか筋肉なのか知らぬが、神経に到
達する以前のパーツが、歳相応またはそれ以上に老化している。
若い頃には、調子の良い日に視力検査を行うと、半分ぐらいの確立で
2.0 のやつが、左なのか上なのかが判別できた。めがねをかけた友人や
周りの人をみながら、めがねが必要な状況を自分で体験してみたいなど
と思ったこともあったが、神はその声をきいてくれたのか、30代後半
で、遠視(老眼というが分かりやすい)になった。
当時、ギネスのパイントグラスと文庫本を持ち込み、1時間強ノンビリ
と入浴・読書するというのが至福のひとつだった。ギネスはいくらでも
飲めたが、本の文字がかすみはじめてきたな、と思ったら、その進行は
すさまじく、数ヵ月後には眼鏡屋のお世話になった。初めてかける眼鏡
は、紛失のよき対象である。その後、さまざまなPDCAを重ね、今は眼鏡
を3、4セット、分離して保管するというのが一番ワークしている。紛
失頻度のあたりはすでに安定しているが、老眼進行のスピードの速いこ
とには驚く。実齢は50代前半だが、すでに60台のものであるらしい。
原因は察している。毎日少なくとも12時間はコンピューターの画面、
キーボードと共に暮らしている。減らすわけにもまいらず、是非もなし。
をつかいながら、あらよっと空を見る。なぜだかわからぬが、とにかく
宇宙とか時間というは、ありがたいなあ、という気持ちになる。
肉眼で見る星は、コンペイトウのような、五辺一筆書きのようなカタチ
であり、従って本来の5倍ほどもある大きさに見える。無論、お星様が
化けたわけではなく、僕の視覚の問題である。めがねをかけると、本来
の一点で輝く星となるのだから、視覚神経自体は、まだなんとか運動し
ているのであろうが、目のレンズなのか筋肉なのか知らぬが、神経に到
達する以前のパーツが、歳相応またはそれ以上に老化している。
若い頃には、調子の良い日に視力検査を行うと、半分ぐらいの確立で
2.0 のやつが、左なのか上なのかが判別できた。めがねをかけた友人や
周りの人をみながら、めがねが必要な状況を自分で体験してみたいなど
と思ったこともあったが、神はその声をきいてくれたのか、30代後半
で、遠視(老眼というが分かりやすい)になった。
当時、ギネスのパイントグラスと文庫本を持ち込み、1時間強ノンビリ
と入浴・読書するというのが至福のひとつだった。ギネスはいくらでも
飲めたが、本の文字がかすみはじめてきたな、と思ったら、その進行は
すさまじく、数ヵ月後には眼鏡屋のお世話になった。初めてかける眼鏡
は、紛失のよき対象である。その後、さまざまなPDCAを重ね、今は眼鏡
を3、4セット、分離して保管するというのが一番ワークしている。紛
失頻度のあたりはすでに安定しているが、老眼進行のスピードの速いこ
とには驚く。実齢は50代前半だが、すでに60台のものであるらしい。
原因は察している。毎日少なくとも12時間はコンピューターの画面、
キーボードと共に暮らしている。減らすわけにもまいらず、是非もなし。
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