正月休みは朝から酒をもらい。
ぶらりとタバコを吸いに庭へ行ったら、hawkがpigeonを押さえつけてば
たばたしておった。50年有余の人生、はじめて野生のhawk を間近で
見た。実に勇敢、クールなhawkの眼と、pigeonの悲しげなそれ。こちら
も野生的に何も考えず、なぜかドアをバタンと空けた。hawkは塀へ、
pigeonはバケツの陰に隠れた。そのまま30分ほど睨み合いが続いておっ
たようだが、Hawkはそのうち飛び去った。2時間後、まだpigeonは隠れ
もそもそしている。ここで死なれるは嫌だなあと思いつつバケツを蹴飛
ばしてみた刹那、バアッとエライ勢いで飛び逃げていった。こちらが腰
抜かすほどびっくらこいた。
最大の防御は何時間でも動かぬこと、とDNAにきっちりと書き込まれて
いるのだろうなあ。僕がドアをバタンと開けたのも、勝負どちらにして
も死に場所はうちの庭以外にしてくれというDNAがどこかに書かれてい
るのであろう。